実用的な熱量

死とはシェービング・クリームの缶を半分残していくことなのだ。

長岡亮介さんのギター メモ6

働きはじめてからギターのことを考えることが少なくなりました。  

事変のライブ行きたいです。

  1. SCORPION    CORAL
  2. 370/12    RICKENBACKER
  3. 360 RICKENBACKER
  4. ES-17    Electro
  5. STAGE Ⅱ    MICRO-FRETS
  6. SWINGER    MICRO-FRETS
  7. SPACETONE    MICRO-FRETS
  8. LG-75    Guyayone
  9. MJ-3L     Teisco

 

 

1. SCORPION

エレクトリックシタールで有名なコーラル社の12弦ギターです。

ウルトラCの12弦ギターのサブで用意にされていて、メディアには出ていない?ギターです。

ヴィンセントベルのシグネイチャーモデルで、リップスティックPUにローズウッドのブリッジを使用しておりダンエレクトロのギターを踏襲しているモデルです。

日本語で書かれた記事が見当たらないですが、ビザールギターのバイブルには載っています。


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2. 370/12

リッケンバッカーの370シリーズの12弦モデルです。ウルトラCでメイン12弦として使われました。

こちらはシンプルな定番モデルで、リッケンバッカーの12弦のヘッドは一見普通のヘッドに見えるので、12弦モデルギターはムカデみたいなヘッドをやめ、こちらに似せれば良いと思います。やりすぎなホッケースティックヘッドとか逆にありです。

 

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3. 360

恥ずかしながらこちらのモデルの詳細が、360モデルの何かであるということしかわかっていません。360は基本指板がドットポジションではないのですがこの360はドットです。

全体にイエローがのっぺり吹かれていて、パーツ等がブラックに統一されています。誰かのシグネチャなのかな、、、

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ピートタウンゼントのものでもないしなあ。

 

ムジカで使われていました。

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4. ES-17

60年代にリッケンバッカーのサブブランドでElectroというブランドがあり、そのES-17というモデルです。ベースは450でセンターにPUが乗せられています。

ロゴがいいですよね。

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5.STAGE Ⅱ

最近よく使用されるマイクロフレッツのステージⅡです。かなり昔からお持ちのようで、初期のペトロールズのライブでも使用されていました。ロカビリー界のスターのカールパーキンスが愛用していたものです。

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マイクロフレッツのギターの構造はかなり独特で、まずマイクロナットと呼ばれる各弦のナットが独立しており細かい調整ができます。3弦だけ可動域が広くフレットが削られているんですよ。

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ビザールあるあるでこういう独特なパーツを丹精込めて作るんですけど、マイクロナットはローフレットでチョーキングすると弦がずれちゃうそうそうです。

カリブレイトと呼ばれる、板ばね式のアームに、PUはP-90のようは見た目のシングルコイルでPUの高さが変えられない仕様です。アームの先は木製で、ピックアップカバーもリッケンバッカーのように二枚になっています。洒落てます。

最大の特徴として構造があります。このギターは生産性を上げるために二つのボディをサンドイッチした構造になっています。全てのネジを外しネック側におもて面をスライドするとぱかっと分かれます。このおもて側に電子パーツを搭載しているという構造です。

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6. SWINGER

こちらもマイクロフレッツのギターでソリッドなモデルになります。ボディの構造はステージⅡではないですが、基本的なパーツの構造は一緒です。ピックガードの形やコンパネもテレキャスのような見た目です。ピックガードの上にもう一枚クリアピックガードが載っています。

マイクロフレッツのPUはビルローレンスが関わっているとかいないとか、かなりバランスが良いとのこと。

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7. SPACETONE

こちらのボディの構造はステージⅡと同様で、指板のドットインレイの数が2倍になっています。左右対称なモデルになります。

今回紹介したモデルは比較的マイクロフレッツの中でも落ち着いたものですが、奇抜な形のモデルも存在します。。。

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奇抜なものたち

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8. LG-75

筆者はグヤトーンとテスコが大好き。

グヤトーンのLG-75なんですが、まずLGというのは”レスポール・ギター”の略で当時の解釈がギターという楽器の正式名がレスポールギターだと勘違いしていたのですかね。

 

特徴は何と言ってもピックガードで、タータンチェックのピックガードなんてこれ以外に存在するんですかね、当時の日本のギターは試行錯誤を繰り返し、様々な見た目、機能、構造を生み出し、結果として現代にも採用される作り(ミュージックマンの4:2ヘッドやモンキーグリップ)を生み出しました。チェック柄は・・・)

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グヤトーンのギターに共通することですがボディが小さくヘッドがかなり大きいので、抱えてみるとかなりアンバランスです。それがいい。

事変のBB.Queenでこの音色を聴くことができます。

 

 

9. MJ-3L

テスコのMJ-3Lです。こちらはストライプ柄になっています。ボディがすごく小さいんですよこのギター。スイッチが3つ搭載されています。スイッチはあればあるだけいいですからね。

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このギターはディスカバリーで使われています。

 

 

以上です。

ライブに行きたし、アンプででかい音を出したい。